衝突続くガザ エジプトが停戦仲介を模索
(CNN) イスラエルと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの衝突が続くなか、エジプトが双方と接触して停戦に向けた働きかけを行っていることが18日までにわかった。
エジプト情報当局の幹部がCNNに語ったところによると、同当局トップは双方に事態の沈静化を呼び掛け、戦闘停止を促す努力を続けている。
ハマス系メディアは、エジプトの首都カイロでハマス指導者のメシャール氏が会談に応じ、ロケット弾攻撃を中止する条件としてイスラエル側が「すべての侵略、暗殺行為」をやめ、ガザ封鎖を解除することを求めたと伝えた。また、同メディアによれば、欧州の仲介者からも停戦を求める要請が複数入っているという。
ガザの医療関係者によれば、14日に始まったイスラエルの軍事作戦で46人が死亡、440人が負傷した。イスラエル軍によると、同国南部で3人が死亡、民間人5人を含む少なくとも18人が負傷した。