英キャサリン妃が妊娠 つわり重く入院
ロンドン(CNN) 英王室は3日、ウィリアム王子の妻キャサリン妃(30)が妊娠したと発表した。キャサリン妃はつわりの症状が重く、同日午後にロンドン中心部の病院に入院した。
ウィリアム王子もほぼ1日中付き添ったという。夜には病院から出る姿がみられた。
発表によると、キャサリン妃は妊娠12週未満のごく初期で、出産予定日はまだ確定していない。生まれる子どもはチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の初孫。王位継承順位は性別にかかわらず、チャールズ皇太子、ウィリアム王子に次ぐ3位となる。
キャメロン英首相はツイッターで「喜ばしい知らせだ」「お2人はすばらしいご両親になられることでしょう」とつぶやいた。野党労働党のミリバンド党首も「国全体でお祝いする」とツイートした。
ウィリアム王子とキャサリン妃は昨年4月に結婚した。今年9月、キャサリン妃が訪問先シンガポールでの晩餐(ばんさん)会でワインの代わりに水を飲んでいたことから、妊娠のうわさが広がった。
2週間前には、オーストラリア誌が親しい友人の話として、キャサリン妃からまもなく「すばらしい知らせ」があるだろうと伝えていた。英国の家系調査サイト「Genesreunited」は昨年夏、過去の王室メンバーの結婚から妊娠までの平均期間は851日との試算結果から、キャサリン妃が今年11月に懐妊し、2013年8月27日に出産すると予測していた。