なりすまし電話のDJ、涙の謝罪 英妃入院先の看護師の死で
自分たちの英語はオーストラリアなまりが強く、まさか電話を取り次いでもらえるとは思わなかったといい、「電話を切られてそれで終わりだと思っていた」(クリスチャンさん)
ところが電話は病棟に取り継がれ、容体を聞き出すことができてしまった。「そこまでやるつもりはなかった。これまでにも多くの人たちがやってきた、馬鹿げた軽い冗談のつもりだった」とグレイグさんは言う。
サルダナさんの死を知らせる電話は「自分の人生で最悪の電話だった」とグレイグさんは涙をおさえ、「その死にもし私たちが関与していたとすれば、本当に申し訳なく思う」「遺族のことを考えない時はない。そしてその死に自分たちがかかわっているかもしれないと考えると、心が張り裂けそうになる」と語った。
2人は現在、番組を降板させられており、「復帰については考えたくもない」とグレイグさん。もし相手の気持ちが少しでも収まるのなら、遺族に会って謝罪したいと話している。