シリア西部で空爆 パン屋に集まった住民100人以上が死亡か

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(CNN) シリア中部ハマ近郊の村ハルファヤで23日、政府軍によるとみられる空爆があり、パン屋の前に並んでいた住民100人以上が死亡した。シリア反体制派が伝えた。

死者の埋葬に立ち会ったという活動家によると、死者は少なくとも109人で、このうち身元が確認されたのは69人。確認できないまま埋葬された遺体や、現場から収容されていない遺体もある。病院は負傷者でパンク状態だという。

また、現場を訪れたという反体制派の地域調整委員会(LCC)のメンバー、マフムード・アラウィ氏はCNNに「路上に何十人もの遺体が散乱し、住民はショックと恐怖で混乱状態に陥っていた」と話した。

同氏によると、この地域では約1週間前からパンの材料の供給が途絶えていたが、22日に支援団体から配給があり、この日は多くの住民がパン屋の前に並んでいた。ロケット弾4発が撃ち込まれ、建物は崩壊したという。反体制派武装組織、自由シリア軍が最近この村を掌握してから、人の集まる場所を狙った政府軍の砲撃が相次いでいると、同氏は指摘する。

国連によると、同国では寒くなるにつれて食料不足が深刻化し、推定250万人以上が人道支援を必要としている。

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