サッチャー元英首相の葬儀、17日に 女王も参列
ロンドン(CNN) 英首相府は9日、8日に死去したマーガレット・サッチャー元首相の葬儀が17日にロンドンのセントポール大聖堂で営まれると発表した。
葬儀にはエリザベス女王をはじめ、キャメロン首相やクレッグ副首相らが参列し、葬儀の模様はテレビで中継される。遺体はその後、身内によって荼毘(だび)に付される。
葬列がロンドン中心部を通過する際は、沿道に大勢の人が詰めかけることが予想され、デモなども警戒して厳重な警備が敷かれる見通しだ。
棺(ひつぎ)は葬儀の前夜に国会議事堂のあるウェストミンスター宮殿に移され、葬儀の当日は同宮殿から王立空軍教会を経由してセントポール大聖堂に向かう。沿道には陸、海、空軍の兵士が整列する。
サッチャー元首相は滞在先のホテルで脳卒中を起こし、8日に死去した。遺体は9日までに別の場所に移されたという。