靴工場倉庫で通路が崩壊、8人死傷 カンボジア
カンボジア・コンポンスプー(CNN) カンボジアの警察当局は16日、南部コンポンスプーにある靴生産工場に隣接する倉庫内の上部に造られていたコンクリート製の渡り通路が崩壊、2人が死亡、6人が負傷したと述べた。
アジアでは先月、バングラデシュの首都ダッカ郊外にある衣服縫製工場が入居する9階建てビルが倒壊、授業員ら1127人が死亡する労災が発生した。アパレル産業での安全操業管理の不備が露呈し同国政府が対策を迫られたが、バングラデシュの縫製産業を大きく支える世界の主要衣料メーカーの在り方も問われていた。
カンボジア国家警察の報道担当者によると、がれきの下に工場従業員らが生き埋めになっている可能性がある。ただ、その数については事故発表段階で数十人に達する形跡はないと述べた。
通路崩壊の原因などは伝えられていない。