トルコで熱気球が墜落 観光客3人死亡、22人負傷
イスタンブール(CNN) トルコ中部の観光地カッパドキアで20日、熱気球が墜落し、トルコのアナトリア通信によると、ブラジル人観光客3人が死亡した。
ブラジル、アルゼンチン、スペインから訪れていた22人が負傷し、近隣の病院へ運ばれたという。
カッパドキアは奇岩群や地下都市で知られ、空からの眺望を楽しむ熱気球ツアーが人気を呼んでいる。
地元ネブシェヒル県の知事によると、熱気球の風船部分が別の熱気球のゴンドラと衝突して破れたとみられる。同県オルタヒサル市当局の報道官はCNNに、墜落した熱気球の上方からもう一方が衝突したと述べた。
今年2月にはエジプトで観光用の熱気球が爆発、墜落する事故があり、邦人を含む19人の死者が出た。また、3月に米フロリダ州で熱気球が送電線に衝突し、米プロフットボールのストールワース選手ら2人が負傷している。