ロンドンで歩道が突然爆発? 事故多発
当局によれば、UKパワー・ネットワークスが保有する地下配電設備が関連した事故は昨年8月以降、45件起きている。煙や炎が出ただけで爆発には至らなかったケースもあれば、埋設管の蓋が飛んで近くの車や建物に損害を与えたケースもあるという。
UKパワー・ネットワークスは爆発について、「地下設備が破損する可能性は常にあるが、たいていの場合、外部に影響を及ぼすことはない。(過去の事故では)ガスや、電線とは関係ないものの破損が関わっていたケースもあり、必ずしも電気関係のトラブルだけで爆発が起きたわけではない」としている。
UKパワー・ネットワークスは英国の電力の4分の1以上の送電を担っている大手。現在は香港に本拠を置く長江実業の傘下にあり、香港やオーストラリア、ニュージーランドでも送電事業を行っている。