18歳女性がサメに襲われ死亡 ブラジルの海岸
(CNN) ブラジル北東部ペルナンブコ州レシフェの海岸で22日、18歳の女性がサメに襲われ、病院へ運ばれたが死亡した。
地元当局者によると、女性は一緒にいた、いとことともに、海でおぼれそうになっていた。安全監視員がただちに出動したが、救助中にサメが女性の左脚を襲った。女性は監視員の手で海岸まで運ばれ、病院へ送られたが、同日夜に死亡したという。
いとこは「救助を待った時間はほんの5分だったのに、5時間くらいに感じた」「サメに襲われる危険があることは知っていたものの、浅瀬は大丈夫だと思っていた」と話した。
専門家によると、季節や周囲の条件から、襲ったのはオオメジロザメだったとみられる。レシフェでは記録が残っている1992年以降、サメの襲撃が57件報告され、うち4割がこの海岸に集中している。
地元当局が設置した防犯カメラには、女性の周囲の水が突然波立ち、赤く染まる様子が映っていた。