行方不明の女性を12日ぶりに保護 カナダ
(CNN) カナダ・アルバータ州ロッキーマウンテン・ハウスの自然保護区内で男に襲われそうになり、荒野をさまよっていた25歳のカナダ人女性が12日ぶりに保護された。女性は現在も入院中で、徐々に回復しているが、依然として容体は良くないという。
地元警察によると、女性は先週発見されるまで、7月14日に目撃されたのを最後に行方不明になっていた。
女性が行方不明になった経緯は、現地報道によると、女性は他4人とトラックに乗って移動していたが、途中にトラックが立往生した。3人が助けを求めにトラックを離れた。しかし3人が戻らなかったため、女性はトラックに同乗していた男と歩き始めた。すると男が突然、女性の顔を殴り、性的暴行を加えようとしたため、女性はその場から逃げたのだという。
女性はしばらく荒野をさまよっていたが、最終的に再び元の場所に戻り、舗装されていない路上で油田作業員に発見された。行方不明になっていた12日間、女性は川の水を飲み、野生の野イチゴを食べてしのいでいたという。
女性の親族によると、女性は頭部と骨盤を負傷しており、さらに顎の再建手術が必要な状態だという。また靴を履いていなかったため、足の状態も悪いとしている。