拉致された若者含む13遺体を発見 メキシコ
(CNN) メキシコの検事総長は23日、首都メキシコ市近郊の浅い墓から発見された遺体のうち、少なくとも5人は、5月に市内のバーから連れ去られた10代の若者であると発表した。
少年連れ去り事件は、5月26日の朝に発生した。営業時間後のクラブから12人の若者が連れ去られ、メキシコ市民を震撼させた。
当局は22日に、メキシコ市の東で「秘密の」墓を発見したと発表。墓はメキシコ市に隣接する州の公園内にあり、墓の深さは浅く、コンクリートで覆われていた。メキシコの検事総長は23日、この墓に13人の遺体が埋められていたと発表した。
当初、当局はこの墓は牧場にあると発表していた。現地メディアによると、遺体が発見された現場は、メキシコ市の約48キロ東に位置するトラルマナルコという街にあるという。
当局は、若者らが墓に埋められた経緯は明らかにしていない。
若者連れ去り事件では、これまでにバーの経営者、共同経営者、さらに2人の従業員が逮捕されている。