仏ファーストレディーが入院、大統領の密会報道が影響か
(CNN) フランスのオランド大統領(59)の事実婚パートナーでジャーナリストのバレリー・トリルベレールさん(48)が10日以降、入院していることが明らかになった。大統領がフランス人女優、ジュリー・ガイエさんと密会していたとの仏芸能誌クローザーによる報道が影響しているようだ。
バレリーさんの補佐スタッフ責任者はCNNに、「休養が必要だった。週明けには退院できるだろう」と語った。また、バレリーさんが大統領の密会報道後に入院したことに言及し、「その理由は明らかだ」と関連を示唆した。
バレリーさんの入院は仏紙ル・パリジャンが最初に伝え、13日付で詳報を出すと予告していた。
オランド大統領は2012年の大統領選前まで政治家セゴレヌ・ロワイヤル氏と事実婚関係にあり、4児の父となっていた。バレリーさんも大統領と正式に結婚していないが、ファーストレディーとして公式行事などに出席している。
クローザーによると、大統領は官邸から抜け出し、警護官の運転するスクーターでガイエさんのアパートに通っていた。警護官がアパートに朝食のクロワッサンを届けたこともあるという。大統領は報道内容を否定していないが、プライバシーを侵害されたとして法的措置も辞さない構えを示している。