マレーシア不明機に新たな手掛かり 機体の故障が原因か
一方、捜索の状況に詳しい情報筋が匿名でCNNに語ったところによると、マレーシア機は方向転換後、高度を1万2000フィート(約3600メートル)前後まで下げていたことが、軍のレーダーによる追跡データで分かったという。
専門家によれば、故障などで機内の気圧が下がり始めた場合、操縦士はできるだけ早く、意図的に高度を下げて対処することがある。
マレーシア機の捜索には24日、中国と日本からそれぞれ航空機2機が新たに加わった。オーストラリアと中国の衛星がインド洋南部で大きな浮遊物を発見したとの発表に続き、フランス外務省も23日、同国の衛星がオーストラリア西部パースの沖約2300キロの海域に浮いている物体をとらえたことを明らかにした。
オーストラリアのアボット首相は記者会見で「非常に信頼性の高い複数の手掛かりが得られ、真相解明への期待が高まっている」と語った。