ラオスで航空機墜落、国防相と国会議長ら搭乗
(CNN) ラオスの国営テレビなどは17日、北部のシェンクワン県で同日、政府当局者らが搭乗した航空機が墜落したと報じた。
隣国タイの軍報道官は、計18人の乗客にはヤトトゥ国会議長やドゥアンチャイ・ピチット国防相ら政府高官が含まれると述べた。ヤトトゥ氏はラオスで初の女性の国会議長。シェンクワン県の知事も乗っていたという。
一行は、同国の歴史的な戦闘を記念する行事に参加するため同県に向かっていたという。これら高官の安否は不明となっている。
タイのテレビ局は、炎に包まれるジャングル内の墜落現場や軍服姿の犠牲者らの映像を放映した。シェンクワン県はベトナムと国境を接している。
ラオスでは昨年10月、メコン川近くでプロペラ機のラオス航空機が墜落し、49人が死亡する事故が起きていた。台風通過後の荒れ模様の天候下での飛行だった。