北朝鮮、「新開発ミサイル発射実験」 朝鮮中央通信
ワシントン(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩(キムジョンウン)第1書記の指導で「新たに開発した最先端の超精密戦術誘導ミサイルの発射実験」を行ったと伝えた。
同通信によると、「(金正恩氏は)新開発の誘導ミサイルの戦術と技術情報を習得し、試射の命令を出した」「その瞬間、誘導ミサイルはとどろく轟音と共に空を突き抜けた」とされる。
これについて米国防当局者は26日、「北朝鮮に新技術の兆候はない」との見方を示した。米軍は、北朝鮮が定期的に行う短距離ミサイルの発射を監視しているという。
米国務省によれば、北朝鮮は南東部沿岸から3発の発射体を発射した。同省のハーフ報道官は、「北朝鮮が発射するものは何であれ懸念している」と述べ、発射体の種類を特定するため情報収集に当たっていることを明らかにした。