モスクワの地下鉄脱線で2人拘束 死者22人に
モスクワ(CNN) ロシアの捜査当局は16日、モスクワの地下鉄脱線事故で2人を拘束したことを明らかにした。
当局の発表によると、整備担当の主任と助手が安全規定違反の疑いで拘束された。
2人は、現場近くの線路で最近行われた分岐装置の整備作業を監督する立場にあった。この作業にミスがあったため、使用されたケーブルが切れて脱線の原因になったとみられる。
捜査当局は近く2人を起訴するとともに、整備にかかわった作業員から責任者まで、全員について調べを進める構えだ。
国営RIAノーボスチ通信によると、事故の死者は少なくとも22人に上っている。