北朝鮮で拘束の米国人3人、米政府に助け求める
今回のインタビューは予想外の状況で実現した。平壌郊外で政府のツアーに参加していたCNN取材班は、直ちに平壌に戻って政府高官と会わなければならないと知らされ、ワゴン車で極秘の場所へ向かった。そこで面会する相手が3人の米国人だと知った。
3人の解放に向けた交渉について、米国家安全保障会議(NSC)のベントレル報道官は1日、「できる限り早く解放が実現できるよう、今後も可能な限りの手を尽くす」と述べている。
国務省のサキ報道官も、北朝鮮に対してペ氏の恩赦を働きかけていることなどを明らかにしたうえで、引き続き3氏の解放を求めていく方針を確認した。
米国人の安全確認は在北朝鮮スウェーデン大使館が仲介しており、担当者が6月20日にフォウル氏を、5月9日と6月21日にミラー氏を訪問。ペ氏については8月11日までの間に12回にわたって労働教化所で面会しているという。