ソマリアの軍事作戦で過激派指導者を殺害、米国防総省が確認
ムクタル・アブ・ズベイルの別名でも知られる同容疑者は37歳とされ、2008年に指導者に就任。厳格なイスラム法による国家樹立を目指す組織の活動方針を昨年変更し、ソマリア政府を支持する近隣諸国などにテロ攻撃を仕掛ける戦術の導入を主導したともされる。
隣国ケニアの首都ナイロビで昨年9月に発生した大型商業施設の襲撃事件の首謀者とされる。アルカイダとの共闘を正式に決めた人物だった。
米国は昨年、同容疑者の所在先の情報提供について最大で700万ドルの報奨金を約束していた。