アフガン首都で自爆テロ、米兵含む3人が死亡
カブール(CNN) アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)によると、同国の首都カブールで16日、車を使った自爆テロがあり、ISAF要員3人が死亡した。
米国防当局者によると、死者のうち2人は米兵、もう1人はポーランド兵だった。
現場はカブールの国際空港に通じる道路上で、近くには最高裁判所がある。アフガン内務省の報道官は、この攻撃で民間人少なくとも13人が負傷、民間車両17台が破損したと述べた。
反政府武装勢力タリバーンが「カブールで外国部隊の車列を狙った自爆テロを実行した」との声明を出した。
同市上空には大量の煙が立ち上り、米大使館からサイレンが鳴り響いた。
アフガン西部では15日、アフガン軍の制服を着た男がISAF要員を攻撃する事件があったばかり。
ISAFの部隊は年末までに大部分が撤退することになっている。一方、アフガンでは今年行われた大統領選の結果を巡る混乱が続いている。