エボラの致死率71%、「対策に抜本的改善を」 WHO
リベリアでは先週の時点で、わずか24時間の間に113人の感染が新たに確認されるなど、患者の急増が続いている。治療施設は満員で、多くの患者が入院を断られているという。
この影響で出産などの医療サービスにも支障が出ているほか、マラリア関連の死者はエボラによる死者を上回るかもしれないと警告した。
シエラレオネは伝統的な埋葬の習慣が原因で感染が急激に広がり、医療従事者や研究者が危険にさらされていると報告書は指摘。対策として、施設の安全性を高めて病床数を増やすこと、感染防止のための装備や遺体を入れる袋の供給、遺体を回収して安全に埋葬する態勢の強化などを挙げた。