タイ国王が高熱で入院、86歳 改善の兆候
バンコク(CNN) タイ王宮は4日、プミポン国王(86)が高熱と血圧の異常の症状を示したため3日夕に首都バンコクの病院に入院したと発表した。
症状は改善の兆候を見せているという。王宮は声明で、担当医チームは静脈を通して抗生物質を投与した後、血圧は安定し、熱も下がったと診断したと述べた。
同国王は1946年に即位。これまで20人以上の首相の政権を見守り、17回の軍事クーデター、17回にわたる憲法修正などの政治的な激動を乗り越え、国民各層に深く崇拝される国王となっている。
米国生まれで、教育はスイスで受けた。
ここ数年は体調不良が目立ち、入退院を繰り返していた。