WHO、ナイジェリアのエボラ終息を宣言

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ナイジェリアの最大都市ラゴス。WHOは同国のエボラ出血熱の流行の終息を宣言した

ナイジェリアの最大都市ラゴス。WHOは同国のエボラ出血熱の流行の終息を宣言した

(CNN) 世界保健機関(WHO)は20日、西アフリカのセネガルに続いてナイジェリアのエボラ出血熱終息を宣言した。

ナイジェリアでは7月以来、最大都市ラゴスなどで19人がエボラに感染し、うち8人が死亡した。WHOは、同国政府が患者と接触した人を徹底して追跡するなど対応に力を入れたことが奏功したと評価した。

しかしギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国では依然として感染拡大が続く。これまでの死者は4500人を超えた。

国境なき医師団は同日、西アフリカで感染したノルウェーのスタッフが欧州で治療を受けて回復し、治療から脱したと発表した。

一方、国連は同日、シエラレオネに駐在していた職員がエボラのために死亡したことを明らかにした。この職員の配偶者も感染して治療を受けているという。

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