米投下の武器類、ISISが入手か 落下地点それ
一方、アインアルアラブでの戦闘は22日も続き、クルド人戦闘員によると、クルド側に6人の死者が出た。ISIS戦闘員10人の遺体も回収したという。
ISISの侵攻で同市陥落は確実との見方が以前出ていたが、米国や有志連合国の空爆や支援物資の投下で戦況がクルド人側に好転する可能性も出て来た。CNNが独占入手した同市内のビデオ画像では、仮設診療所に投下の医薬品が運ばれたことが確認された。
アインアルアラブの地方行政当局者は最近、クルド人部隊が市内の約7割の地区を押さえていると説明。ただ、市内は孤絶状態にあり、ISISは東と南の方角から迫撃砲攻撃を加えていると報告していた。
同市の制圧をめぐる過去数週間の戦闘を受け、国境が近いトルコ側へ避難した市民らは10万人以上となっている。