長野県北部で強い地震、家屋倒壊で負傷者も
東京(CNN) 22日午後10時8分ごろ、長野県北部の山間部を震源とする強い地震があった。倒壊した家屋の下敷きになって負傷した住民もいる。
気象庁によると、地震の規模はマグニチュード(M)6.8。長野市から約30キロ西方の白馬村では少なくとも5棟の民家が倒壊し、救出された住民ら少なくとも5人が病院へ運ばれた。長野市の消防当局からも、数人の負傷者が出たとの報告があった。
地元メディアは、複数の場所で土砂崩れが発生したと伝えている。
菅義偉官房長官は現地に自衛隊を派遣したと述べた。東京電力によると、同日の時点で原発を含む発電所に被害は出ていない。
現地ではM4を超える余震も観測されている。