夫の毒殺容疑で67歳女を逮捕、容疑否認 京都
(CNN) 青酸化合物で夫を殺害した容疑で、京都府警は19日、筧千佐子(かけひちさこ)容疑者(67)を逮捕した。
死亡した夫筧勇夫さん(当時75)の胃と血液からは青酸化合物が検出された。勇夫さんは、結婚から2カ月に満たない昨年12月に死亡。勇夫さんの死をきっかけに警察の捜査が進み、千佐子容疑者逮捕につながった。
テレビ朝日によると、筧容疑者は警察の取調べに対して容疑を否認している。
日本のメディアは、千佐子容疑者は過去20年間に、少なくとも5人の元夫や交際相手からの相続・生命保険金で総額8億円を得たと伝えた。勇夫さんは4人目の夫だった。
またバイク事故で死亡した千佐子容疑者の元婚約者の体内からも青酸化合物が検出されている。
警察は、千佐子容疑者と交際・結婚していた54~75歳の男性の多くが過去20年間に亡くなったと発表した。千佐子容疑者の最初の夫は1994年に死亡している。