日本人を乗せた移民船、沈没地点の3D画像公開

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「ゴールデンゲートのタイタニック」とも呼ばれる「シティ・オブ・リオデジャネイロ号」は1901年2月22日、現在のゴールデンゲート橋の付近で座礁して沈没した

「ゴールデンゲートのタイタニック」とも呼ばれる「シティ・オブ・リオデジャネイロ号」は1901年2月22日、現在のゴールデンゲート橋の付近で座礁して沈没した

(CNN) 日本や中国の移民を乗せて1901年に座礁し、米サンフランシスコ湾の海底に沈んだ移民船の残骸を3D音波探知機でとらえた画像がこのほど公開された。

「ゴールデンゲートのタイタニック」とも呼ばれる「シティ・オブ・リオデジャネイロ号」は1901年2月22日、現在のゴールデンゲート橋の付近で座礁して間もなく沈没。日本人移民などの乗客乗員210人のうち128人が死亡した。生存者は地元の漁師などに救助された。

同船の残骸は1980年に発見されていたものの、正確な沈没地点はこれまで特定できていなかった。

米海洋大気局(NOAA)はこの一帯で沈没した難破船を調査する2年がかりのプロジェクトの一環として、シティ・オブ・リオデジャネイロ号が沈んでいる深さ約87メートルの海底を3D音波探知機で調べ、沈没地点の3D地図を作成した。

NOAAはほかにも200隻近い沈没船の調査を行っており、シティ・オブ・リオデジャネイロ号の近くでは「シティ・オブ・チェスター号」の残骸が見つかっている。

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