バグダッド近郊で自爆テロ、自警組織の隊員ら38人死亡
(CNN) イラク警察によると、首都バグダッド近郊の町で24日、自爆テロがあり、38人が死亡、56人が負傷した。
現場はバグダッドの南東約20キロの町アルマダーン。米軍のテロ掃討に協力してきたイスラム教スンニ派の自警組織、覚醒評議会の本部で、月給を受け取ろうとしていたメンバーらが犠牲になった。
覚醒評議会は2006年に組織され、イラクの治安回復に大きく貢献した。しかし最近、イラクとシリアで勢力を伸ばすスンニ派の「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」など過激派組織による攻撃の標的となっている。