仏週刊紙襲撃 容疑者兄弟を一時監視下に、その後打ち切る
米仏の捜査当局は、両容疑者と国際テロ組織アルカイダやイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」とのつながりを詳しく調べている。サイド容疑者がイエメン滞在中、09年の米旅客機爆破テロ未遂事件で終身刑となったウマル・ファルーク・アブドゥルムタラブ受刑者と一時的に同居していたとの情報もある。
一連の事件を受け、パリでは11日、大規模なデモ行進が実施される。オランド大統領をはじめ英国のキャメロン首相、ドイツのメルケル首相、スペインのラホイ首相、ロシアのラブロフ外相、トルコのダウトオール首相らが参加を予定している。
さらにパレスチナ自治政府のアッバス議長、ヨルダンの国王アブドラ2世とラニア王妃、イスラエルのネタニヤフ首相も相次いで参加を表明。
カズヌーブ仏内相は、デモ参加者の安全を守るためにあらゆる措置を取ると強調している。