ボコ・ハラム、「子ども兵士」多数の画像公表 訓練基地か
ボコ・ハラムはナイジェリア北東部などで村落住民らを大量に拉致する活動を拡大。昨年4月にはチボックで学校を襲い、女子生徒200人以上を連れ去った。昨年末にはボルノ州で10歳から23歳までの男児や若い男性40人を拉致した。これらの男児が兵士として強制的に訓練されている可能性もある。
北東部アダマワ州の地方議会議員は29日までに、ボコ・ハラムが過去2週間、カメルーンとの国境に近いミチカ地区で数十カ所の村落を襲撃し、男性の住民を虐殺したり、拉致したりしたと報告した。
この攻撃を受け数千人規模の住民がカメルーンに越境して避難したという。「動物のように住民を殺害した」とも証言した。同地区の住民の7割が自宅などを追われたとも述べた。