シリア要衝からの「撤退」は激しい空爆が原因 戦闘員証言

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「航空機は昼夜問わず襲来し、空爆した。全てが標的となり、オートバイさえ破壊された」と語った。その上で、「我々は戻るだろう。数倍の規模で報復する」と宣言した。

コバニ制圧時については、同市周辺の360カ所にある村落を襲撃したと証言。「村民はネズミのように逃げ去った」とも形容した。

民兵組織「人民防衛隊(YPG)」によるコバニ奪取の軍事作戦は112日間続き、有志連合の空爆の支援も受けていた。

一方、英ロンドンに拠点を置くシリアの反体制派「シリア人権監視機構」は1日までに、ISISはコバニの攻防戦で昨年10月6日から先月26日までの間に戦闘員979人を失ったと報告した。YPGの被害は324人で、同組織を支援する戦闘員12人も死亡した。

車爆弾や自爆攻撃を仕掛けて死亡したISIS戦闘員は38人。ISISによるコバニへの砲撃で殺害された一般住民は12人としている。

同機構は、有志連合による同市内外の標的に対する空爆で殺されたISIS戦闘員は数百人規模とした。

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