独仏ロ首脳が会談 ウクライナの新和平案に着手
モスクワ(CNN) ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は6日、モスクワでロシアのプーチン大統領と会談し、ウクライナ東部で続くウクライナ政府軍と親ロ派武装勢力との戦闘終結に向けた新たな和平案の策定に乗り出した。
ロシア政府によると、3首脳による和平交渉は7日未明まで続いたという。しかし、ロシアのペスコフ大統領報道官は、昨年9月にベラルーシの首都ミンスクで合意した和平案に基づく共同文書はまだ完成しておらず、3首脳は8日に電話でさらなる協議を行うと述べた。
ロシア、ウクライナ、親ロ派の首脳は昨年9月、ミンスクで停戦合意に署名したが、合意は守られずに戦闘が続き、市民の犠牲者も大幅に増えている。新たな和平案とミンスク合意との違いは明らかになっていない。