イラク北部のISIS要衝奪う地上戦、4月にも 米兵参加か
イラク軍が地上攻撃に踏み切った場合、ISIS戦闘員が市内に孤立し、応援の人員を確保出来ない事態も想定されている。
米中央軍は、ISISはイラクで新たな支配地を大きく拡大させる能力を失ったと分析。シリア国内も含め、戦闘員の配備が間延びしており、幹部は戦闘員や装備品の投入場所で選択を強いられているとみている。
シリア北部の要衝アインアルアラブ(クルド名コバニ)市から敗走したのもこの理由によるものと判断している。イラクやシリアに出入りする外国人戦闘員が過去4~5カ月間で減少している証拠も得ているという。
ただ、人質の殺害ビデオを公表するなどソーシャルメディアを使った情報戦の能力が削がれている形跡はないとも指摘した。