政府軍と親ロ派、重火器撤去終了を双方が宣言 ウクライナ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
戦闘で被害を受けたウクライナ東部の町。政府軍と親ロシア派の双方が重火器の撤収を明らかにした

戦闘で被害を受けたウクライナ東部の町。政府軍と親ロシア派の双方が重火器の撤収を明らかにした

キエフ(CNN) 政権軍と親ロシア派武装勢力の対峙(たいじ)が続くウクライナ東部情勢で、親ロシア派が樹立を宣言した「ドネツク人民共和国」は7日、ウクライナ政府との新たな停戦合意に従い全ての重火器を戦闘の前線地帯から撤去させる作業が完了したと発表した。

一方、中央政府寄りのドネツク州行政当局者は、ウクライナ軍の重火器類も全て同州内の前線地帯から撤収されたと述べた。

ただ、6日から7日までの24時間内に親ロシア派は計46回の攻撃を仕掛けたと主張。しかし、いずれの攻撃も撃退したと述べた。

東部のドネツク、ルガンスク両州を対象にした新たな停戦合意はベラルーシの首都ミンスクでの協議で先月中旬に成立。それ以降、停戦はかろうじて守られる状況にあるとされる。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は最近、ウクライナ東部での戦闘に伴う死者数は昨年4月以降、推定6000人を超えたと発表していた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]