サウジ、イエメンに地上部隊派遣の構え 戦闘長期化も
国際医療支援団体「国境なき医師団」のチームは同日、キャンプへの空爆後に15人の遺体と負傷者30人が運び込まれたとツイートした。
フーシ派は28日、スーダン軍機を撃墜して操縦士を拘束したと発表。証拠として、操縦士や機体の残がいが写った写真を公開した。
ハディ大統領はこの週末、エジプトで開かれたアラブ連盟の首脳会議に出席した。会議では、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」などの脅威に対応するためエジプトが提案していた「アラブ連合軍」の創設で合意が成立。共同宣言には、フーシ派にイエメン政府機関からの即時撤退と武器放棄を求める文言も盛り込まれた。
米シンクタンク、外交問題評議会のリチャード・ハース会長はイエメン情勢について、「内戦と代理戦争、地域戦争が同時に起きている。戦火は長期にわたって燃え続けるだろう」との見方を示している。