ケニア大学襲撃、容疑者5人を逮捕 血を塗って命拾いの人も
医療関係者の話では、犠牲者の多くは後頭部付近を撃たれており、うつぶせで倒れていたという。
襲撃については、アルカイダ系過激派「シャバブ」が犯行声明を出している。
シャバブは2013年9月、ケニアの首都ナイロビのショッピングモール「ウエストゲート」を襲撃した。米国防総省は先月、この事件に加担したとみられるシャバブ幹部、アダン・ガラル容疑者が米無人機攻撃で死亡したと発表。その後、米大使館がケニア全土を対象として「近いうちに」攻撃を受ける可能性があるとの警戒情報を出していた。
今回の事件を受けて、同国の治安体制のあり方を問う声も上がっている。