ケニア大学襲撃、容疑者5人を逮捕 血を塗って命拾いの人も
ケニア・ガリッサ(CNN) ケニア東部ガリッサで2日に起きた大学襲撃事件で、同国のヌカイセリ内相は3日、容疑者5人を逮捕したことを明らかにした。CNN系列局のNTVが伝えた。
ヌカイセリ内相は報道陣に対し、4日には大学が全員の安否を確認できるだろうと述べた。
2日の襲撃では147人が死亡。負傷者も104人に上っており、このうち19人が重体だという。
3日の捜索・救助活動中には、学生ではない男がベッドの下に隠れているのが発見された。捜査関係者によると、この男性は容疑者として身柄を拘束されたという。
その後の捜索では、学生3人が死体の下で息を潜めていたり、洋服ダンスやバスルームの中に隠れていたりしている状態で発見された。女子学生の一人は、自らの体に血を塗って死んだふりをして襲撃者の目を欺いたという。