副操縦士が降下を加速する操作、何度も 独機墜落

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フランス・マルセイユ(CNN) 仏南部で起きた独ジャーマンウィングス9525便の墜落事故で、フライトレコーダーの初期解析から、アンドレアス・ルビッツ(27)副操縦士が意図的に機体の降下を加速する操作を複数回行っていたことが明らかになった。仏航空事故調査局(BEA)が3日、発表した。

フライトレコーダーは2日に発見され、BEAがすぐに解析に取りかかっていた。

BEAは「初期解析により、コックピット内にいた副操縦士が(旅客機を)高度約30メートルまで下降させる自動操縦の設定をして、その後下降中に何度か(旅客機の)下降を加速させるように設定の変更をしていたことが明らかになった」と発表した。同機の正確な飛行履歴を調べるため、引き続き解析作業を行っているという。

ルビッツ副操縦士を巡っては、ボイスレコーダーに残された記録などから、当初から意図的に墜落させたとの見方が出ていた。

3月16日から23日にかけて、タブレット端末を使って自殺手段などについてインターネットで検索していたことも明らかになっている。

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