タイのプミポン国王、7カ月ぶりに退院
(CNN) タイのプミポン・アドゥンヤデート国王(87)が10日、7カ月ぶりにバンコクの病院を退院した。
プミポン国王は世界の君主の中で在位期間が最も長い。王室の発表によると、昨年10月にバンコクの病院に入院し、胆嚢(たんのう)を摘出する手術を受けた。
10日午後、シリキット王妃と共に病院を出た国王は、南部の海岸沿いの街ホアヒンにある別荘地の宮殿に戻った。
タイの国王は国民に深く敬愛されており、ソーシャルメディアには旗を振ったり国王の写真を掲げたりする市民の写真が掲載されている。
プミポン国王はここ数年で何度も体調を崩し、王位継承を巡る懸念も浮上している。この5年間はほとんどを病院で過ごしてきたが、即位65年を祝う5日の式典には出席した。