独墜落機の副操縦士、5年間で41人の医師を受診

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独墜落機の副操縦士、失明恐れ受診

(CNN) フランス南部で3月に起きた独ジャーマンウィングス9525便の墜落事故で、同機を故意に墜落させたとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が、過去5年間で41人の医師の診察を受けていたことが分かった。仏検察が11日、明らかにした。

副操縦士は失明を恐れていて、事故の前の1カ月間には家庭医の診察を1回受けたほか、精神科と耳鼻科をそれぞれ3回受診していた。また医師の1人には、数多くの眼科医や神経科医の診察を受けたと語っていたという。

CNN系列局BFMTVが検察の話として伝えたところでは、副操縦士は「視覚の問題に伴う精神病」を含む深刻なうつをかかえていて、周囲の人々に「失明すると思ったら生きている意味がなくなった」と語っていたという。

事故直後、ある政府当局者はCNNに対し、副操縦士を診察した眼科医は心身症と診断し、「業務に不適格」との診断書を副操縦士に渡していたと述べていた。

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