結婚式を空爆、131人死亡 サウジ関与とイエメン反政府派
(CNN) イスラム教シーア派の反政府武装組織「フーシ」とハディ暫定大統領派の交戦が続くイエメンの南西部タイズ州で1日までに、結婚式会場に空爆の攻撃があり少なくとも131人が死亡、多数が負傷した。
フーシが掌握する国営サバ通信が伝えた。同国の治安当局者3人とサバ通信は先月28日に起きた空爆はサウジアラビアが行ったと主張した。ただ、同国政府当局者は空爆への関与を否定、タイズ州ではいかなる作戦も遂行していないと述べた。
サウジはハディ暫定大統領を支えるため、湾岸諸国などの有志連合国を率いてイエメンでフーシ掃討の空爆を続けている。
有志連合国とフーシの戦闘は半年間続いている。フーシが管理する保健省によると、この内乱による民間人の犠牲者は少なくとも4000人に達した。