米軍戦闘機、シリアでロシア軍機と遭遇し初の回避行動
米ロ両国機が至近距離に接近した事例は1件すでに発生したことも示唆した。この際、両機のパイロット同士が連絡し合った形跡はないという。
シリア情勢をめぐっては、米国とロシアは相互の安全飛行保障などに関する取り決めでまだ合意していない。このような状況下で、米軍操縦士はロシアに対し標準的な安全飛行の手続き遂行を期待出来ないとしている。
一方、米国務省のカービー報道官は7日、ロシア軍によるシリア内の空爆の90%以上はISISやアルカイダ系組織の拠点が標的ではなかったと主張。その多くはアサド政権打倒を狙う反体制派勢力の支配地が狙われたと強調した。