北朝鮮で大規模軍事パレード、金第1書記が米を牽制
平壌には外国の要人やメディア、旅行客らが集まった。中国代表団を率いたのは中国共産党序列5位の劉雲山(リウユンシャン)党政治局常務委員。国営の朝鮮中央通信(KNCA)によると、金第1書記と会談し、習近平(シーチンピン)国家主席からの親書を手渡したという。
朝鮮労働党創建70周年祝典の準備は、5月には始まっていたとみられる。北朝鮮情報サイト「38ノース」によると、衛星写真には、平壌の飛行場跡地にテント約45組が集結する様子が捉えられていた。
10月にはテント800組、トラック700台、装甲車両200台で一帯が膨れあがったほか、陣形を整えて動く人々の姿も出現。北朝鮮専門家によると、パレードの準備だったとみられる。専門家によれば、「北朝鮮史上有数」の大パレードだという。