ISISが犯行声明、ベルギーで逮捕者 パリ同時テロ
仏当局は公共交通機関やパリ中心街で警戒態勢を敷いている。国内の空港は離発着を続けているが、欠航を決めた航空会社もある。一部の航空会社は、パリへの渡航を自主的に中止した乗客らへの返金に応じている。
パリ市当局によると、市内では事件後、多くの市民らがソーシャルメディアを通じて、自宅を被害者らに開放すると呼び掛けた。
ローマ法王フランシスコは14日、「断片的に起きている第3次世界大戦」の一部だと述べて犯行を非難した。
オバマ米大統領はオランド大統領と電話で会談して弔意を表し、世界各国と協力してテロに打ち勝つことを誓い合った。
犠牲者の中には少なくとも1人の米国人がいることが分かった。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の学生で、パリに1学期間滞在してデザインを学んでいたという。