ISISが宣伝動画か、新たな「ジハーディ・ジョン」の姿も
続いて5人が砂漠にひざまずく姿が映し出される。それぞれの背後に1人ずつ、覆面の戦闘員が立っている。
中央の戦闘員が英国発音の英語で話し始め、キャメロン首相を「ホワイトハウスの奴隷」「能なし」と呼んで批判。
さらに、英国民は「我々の足の下にある」と言い放ってカメラに銃を向け、「我々の国家はここに存続して聖戦を続け、国境を突破し、いつかお前たちの土地に攻め込みシャリア(イスラム法)で統治する」と脅迫した。
この男の話し方や服装は、ISISによる過去の人質殺害ビデオに登場した英国人、ムハンマド・エムワジ容疑者(通称ジハーディ・ジョン)を連想させる。エムワジ容疑者は昨年、米軍による空爆で死亡している。
新たなビデオの次の場面では、オレンジ色のつなぎを着せられた5人が後頭部を銃で撃たれて殺害された。