武装集団が大学襲撃、学生20人死亡 パキスタン北西部
パキスタン・イスラマバード(CNN) パキスタンからの情報によると、同国北西部チャルサダにあるバシャ・カーン大学が20日、武装集団に襲われた。少なくとも学生20人が死亡し、これを上回る数の負傷者が出ている恐れがある。
同大学の構内からは20日午前、銃声や爆発音が響いた。
地元救急当局の報道担当者はCNNに、遺体の収容はまだ完了せず、治安部隊による作戦が続いていると語った。
軍の報道官はツイッターで、犯人側の4人を殺害し、建物や屋上を全て掌握したと述べた。
現時点で犯行声明は出ていない。
地元警察の幹部はCNNに、治安部隊が襲撃犯2人を殺害したと語った。そのほかの犯人らが構内で人質を取っている可能性もある。
地元のCNN系列局が運営するジオテレビは現場にいる記者の話として、「治安部隊は現場でテロリストと銃撃戦を展開している。テロリストの人数は判明していない」と伝えた。構内のあちこちに少なくとも3人が身を隠しているとの情報もある。