ジカ熱の感染、「爆発的に拡大」 WHO事務局長
チャン氏によれば、ジカ熱が流行している地域では、新生児の小頭症や、手足がまひして命を落とすこともあるギラン・バレー症候群の症例が急増している。
ジカ熱と小頭症やギラン・バレー症候群との因果関係は立証されていないものの、懸念すべき相当の理由があるとWHOの専門家は指摘。米疾病対策センター(CDC)は28日、強い因果関係がうかがわれるとの見方を示した。
チャン氏はジカ熱の感染拡大についての対応を協議するため、スイスのジュネーブで2月1日に緊急会合を招集した。会合では国際社会の警戒水準や、流行地域での対策、ジカ熱と神経疾患との関係について話し合う。