ISIS「首都」のラッカ、変わり果てた街を隠しカメラで撮影
エクスプレッセンTVによると、ビデオが撮影されたのは冬の終わり。かつてイスラム教神秘主義の教団スーフィーとシーア派の聖地とされたウワイス・カルニー廟(びょう)もがれきと化していた。
アルメニア殉教者教会の前を通りながら、一方の女性が「ISISはこの建物をイスラム警察本部にした」と説明する。
女性たちは、若い男性が斬首される場面などを目撃したこともあると語った。「銃殺して首を切り、頭部を棒に刺して交差点にさらしたり、道路に遺体を放置して跡形もなくなるまで車にひかせたりする」と、ISISの残虐さを指摘する。