ブリュッセル空港で2度の爆発、30人超死傷
ブリュッセル(CNN) ベルギー首都ブリュッセルの空港で22日、2度の爆発があり、同国公共放送によると、最大10人が死亡し、30人以上が負傷した。
ブリュッセル空港の連邦警察はCNNに対して、爆発があり何かが起きたようだと語った。
同空港は短文投稿サイト「ツイッター」で、爆発が2回あり、建物からの避難が行われていると述べた。空港業務は全て停止し、付近にいる人々には冷静な対応を呼びかけた。
空港近くのホテルにいた男性は、現地時間同日午前8時ごろ、空港ターミナルの建物から音が聞こえたと証言。「カーテンを開けると、人々が逃げ出してくるのが見えた」と語った。20台ほどの担架や荷物運搬用の台車で負傷者が運ばれていたという。
爆発の原因やテロとの関連性は不明。
CNN系列局RTLによると、空港では避難指示が出ており、有事対応が発動している。利用客は滑走路に誘導されているという。出発ホールで爆発があったとの目撃証言もある。
ブリュッセル郊外では18日、パリ同時多発テロの実行犯で逃亡中だったサラ・アブデスラム容疑者(26)が逮捕されていた。