ベーカリーで男性が自爆死、ケーキ2つ食べた後に セルビア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) セルビアの首都ベオグラード中心部にある有名ベーカリーで、客の男性がケーキ2個を食べた後に自爆して死亡する事件があったことが22日までに分かった。巻き添えで死傷した人はいなかった。

セルビア内務省によると、男性は自爆する前に店員や客に対し、店から出て行くよう促したという。このためテロとは考えられないとしている。

同店は同国の文化相だったブラチスラブ・ペトコビッチ氏が経営していて、市中心部の繁華街にあり、国会議事堂からは約10分の距離だった。

ペトコビッチ氏の妻によれば、男性は店にやって来てケーキを2つ食べ、それから店員の女性に対して建物の外に出るよう促した。「店員が理由を尋ねると、男性は持っていた爆弾を作動させたと話した。この店員と入り口付近にいた同僚が店の外へ飛び出すと、大きな爆発音が聞こえた」という。

建物はそれほどひどい損傷は受けずに済んだ。

内務省によると、男性の身元や動機は分かっていない。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]