ベルギー渡航者に各国が注意喚起、運行停止や欠航相次ぐ
欧州や米国の各都市では軒並み空港の警備が強化された。英政府はベルギーについて「深刻な差し迫った脅威」があるとして警戒レベルを引き上げ、渡航者は特に大勢の人が集まる場所では周囲の状況に注意を払うよう勧告。治安当局が急な作戦を展開する可能性もあると述べ、その場合は指示に従うとともに、警察の作戦についてソーシャルメディアに投稿したりしないよう促した。オーストラリア政府も同様の勧告を出している。
空の便はルフトハンザ、エールフランス、KLMオランダ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空などの便が欠航したり、行き先が変更になったりした。
ギリシャのエーゲ航空やアイルランドのエアリンガス航空などの各社は、手数料無料でブリュッセル便の変更や払い戻しに応じている。